原作は、ロアルド・ダールの『おばけ桃が行く(おばけ桃の冒険)』。
見方を変えれば、不幸も幸せになる、という前向きなメッセージ。
「夢」と「友達」が生きる糧となる、というメッセージも。
子ども向けだが、意地悪な大人たちの場面など、大きな音が鳴り響き、暗い照明のところでは、観客の子どもから鳴き声も聞こえた。子どもが飽きないようにとの演出だったのかもしれないが。
でも、「子ども向け」と銘打っていても、「大人も楽しめる」とも言っているわけだし、子どもに媚びずに子どもに遠慮しない作品作りをするのはよいことだと思う。本公演は、大人には少し物足りなかったかもしれない。
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