三浦宏之、上村なおか 振付・出演。
ある劇場でもらったチラシで知った本公演を、なぜ見に行ったか?作品についてきちんと言葉で発信していたせいかな。
人は動物とそんなに違うのか?違っていていいのか?
舞踏、オイリュトミー、コンタクトの静かな呼吸。
2人のダンサーがかじる赤いりんごは、原罪を思わせる。
倒れた肉体をもう一人の肉体が食らい、人間であれ動物であれ最後は土に還る。コンクリートの壁に映るダンサーの影が動物の形になる。
照明が凝っていて効果的。
後半、コンタクトのような動きになったところで泣けたのは、自分が動物とも人間ともきちんと触れ合っていないように思えたからか?
影絵の場面の後、人として2人が立ち上がったところでラストのようにも思えたが、まだ続きがあった。その部分はやや蛇足だったかもしれない。
それでも、全体的には、ずっと見ていられる動きが連続していき、不思議な心地よさを感じた。
※下の画像は、上記サイトより。
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